チベットを水源にべトナムまで流れるメコン川はまだまだ神秘的なイメージがあります。
タイ側のチェンセーン港には中国の貨物船がいつも滞留しています。
タイのチェンコーンとラオスのフエサーイの国境はラオスの仏都ルアンプラバンにいく中継地で、そこからゆっくりと流れに任せた船旅は、約15時間で着くことが出来ます。
約70人乗りの快適な船の旅は飽きることはありません。ただ1泊は中継地の村に泊まることになります。
船には世界各国ののバックパッカーたちが乗っていました。船はタイ側の村やラオス側の村にも寄航しながらいくラオス船でしたが、経済はタイ側が握っています。タイ人に言わすと「ラオスは兄弟国」で、経済ばかりでなく文化もタイの影響を沢山受けています。
しかしタイ人のように生活に余裕は感じられず、観光サービスなどの従事する人々の語学力や情報量そして交通機関や宿泊施設など政府指導の観光政策はこれからのようです。今はそれが素朴でいいのかもしれませんが、これからの観光にはもっともっと人材養成が必要でしょう。
メコン川は、ラオスの首都ビエンチャンにも流れていますので豪華客船もあります。
「ラオスのメコン観光」に期待しています。
*写真は黄金三角地帯。