*「タイ文化研究家(会)」からワットパクナムのホームページも参照してください。
タイで尼僧になれるのかとの質問をよく受けます。大乗仏教の日本では作家で著名な瀬戸内寂聴尼僧がいますし、多くの立派な本物の尼僧がいます。テーラワーダ仏教のタイやミャンマー(ビルマ)などでも本物の尼僧以外に短期の尼僧(メーチー)が沢山います。ここではタイでの女性の短期出家(尼僧)のことを紹介します。
出家入寺の儀式はありますが簡単です。8戒律(暗記する)を守ることだけです。男性僧侶の出家(得度式)のような審査会や出家祝賀儀式はありません。
約10年前にはタイ全国で16000人(タイメーチー協会)ほどが男性僧侶のいる寺院でひっそり鍛錬、修行していました。現在は女性僧侶のみの寺院もあります。托鉢している姿も見かけました。外国人の方もいます。皆さん白い修行服を着ています。その目的は、現世逃避型、功徳型、志願研究型などがあるでしょう。日本に8年いてタイに戻りメーチーとしてタイ北部の寺で修行していたAさんは日本での苦い過去の清算のために約2週間心の癒しをしていました。
バンコクのパクナム寺院からは、高名なメーチーが搬出されています。プラモンコンテープニーの瞑想法を発展させタイ第2の瞑想グループ(寺院)と言われているワットタンマカーイ(メ-チーノックユン)を起こしました。
出家には紹介者が必要です。寄進も必要です。出家後は勤行や奉仕作業をします。その結果…は本人次第です。