こんな試験問題があったら、どう答えますでしょうか。当然「一般民衆・国民のための幸福と平和となる宗教であるべきである」。が考えられますが、どうも宗教者側から見てしまい勝ちです。必要性を主張している著書や論文は沢山読みました。反対に不必要だとの声は革新側に多いように思います。私も40才代まではまったく興味がありませんでした。公教育では教育基本法から学校で行なってはいけないので家族が同じ宗教でなければ教えてくれませんでした。公明党の支持母体の創価学会がマスコミを使って布教をしていることなど以外はコネや戸別訪問が主流でしょう。そのための宗教理解教育とこころのケア-を僧侶がもっとカウンセリングをすべきでしょう。その最たるものが教悔師です。1714名の教誨師が全国の74の刑務所などで活躍してしていることをしりました。が、その心理療法に歴史の或る浄土真宗の僧侶が内4割弱と多いです。そして3つ目は開かれた寺院(教会)になることでしょう。観光寺院として仏像や建物等を公開することだけではなく、寺院経営の公開から人生相談までできる機会や場が必要と思います。どこの国でも心の救済を求めての信仰があります。ただ宗教だけで解決できないことも知るべきでしょう。ただ個々の人々がこころ安らぎ健康になれればいいのではないかとの思いです。
*曹洞宗では関東地区でもオープンな坐禅会を開催しています。そのひとつはさいたま市南区にあります
守光院です。住職は英語も話す方です、外国人もいます。寺院の庭では休日にボーイスカウト浦和18団が使える心温まるお寺です。このような寺院が増えてほしいものです。