乾季に入った12月下旬チェンライ県の中規模の町メーチャン市からある村まで約15キロ2時間25分をかけて歩きました。気温は20度ぐらいですが強烈な日差しでした。それに帽子を忘れハンケチを頭に被り国道一号線を1時間半、地方道を55分歩き10年ぶりにタイの大地を踏んだ感触は最高でした。パイナップルを売る女性から半額にしてもらったり、果物を揚げた屋台でも少し分けてもらいながらでした。車では「あっと」いう間に通過してしまうので分からなかった家々や店そして木々の風景がよく見えました。
村への道に入ると一台だけ乗せてくれる素振りがあった以外誰も同乗の誘いがありません。「心が狭くなった」時代の反映、
とある僧侶は言っていました。高原の村に入る頃、涼しい風が吹いて来て、車の二酸化炭素やガス臭からも解放され「ほっと」とし、自然の素晴らしさを再確認しました。
次は自転車の話しです。
真夏日の2月初旬、自転車で同じ道を片道約1時間10分かけその先のメーチャン温泉にでかけました。途中にある国境警察の検問(上の写真)では、パスポートを忘れたことに気がつきましたが、自転車姿は珍しく快く通過させてくれました。行きはついてから温泉につかりよかったのですが、帰りは大変暑く汗でびっしょりでした。
車で行くのもいいのですが、健康のためにも自転車の旅人は増えています。
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