7月にパラグアイで出会った女性バックパッカーのMさんは、すでに日本を発ってから7か月、中南米を一人で旅しています。日本と反対側にある南米の地は、今は冬でその放浪の旅の生活は寒く大変なようです。その南米アルゼンチンのパタゴニアの最南端ushuiaに8月中旬につき、9月に入りチリのpaine辺りから北上中です。日本にない自然で広大な氷河に驚き、そして広大な地にも動植物が生きている姿に感動したことをローマ字でメイルしてくれています。
最南端の町で出会った日本の農業移民の末裔で年老いた女性(83歳)の宿は、快適で長期滞在してしまったそうです。途中日系移民の2世(?)から結婚をアプローチされたり、日系水産会社の仕事に誘われたり、いいこともあったのですが、旅の方を選択しています。
旅館でも出来れば自炊している倹約家です。炒めた自分のパクチ料理の匂いに顰蹙をかって、女同士の面白い闘いもあったそうです。Mさんは人生ではなく「魚への輪廻転生」を信じて生きています。今のうちに陸上を見ておいて将来は海に帰るそうです。
そんな人生「魚生」を北海道の漁村から脱出し、南米の地で生き生きとエンジョイしています。
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