長野県戸隠神社は、修験道の事を思い出すが、“宿坊と蕎麦”を堪能できる。宿坊は36軒あり、元は僧侶の塔頭であり宿坊としても営業をしていたが、現在はその後宿坊の主人は「神主」である。その一番の元締め(別当職)が中社の前にある久山館(旧戸隠山顕光寺・戸隠神社旧本坊勧修院)である。この館の神殿は立派で結婚式などにも利用されている。と同時に蕎麦料理は「蕎麦粉に米粉」を混ぜた味わい深い食事を提供している。
戸隠蕎麦はその修験者たちの携帯食であったようだ。平安時代からの蕎麦文化がある。長野のリンゴや栗などと並ぶ農産物として知られている。
長野市そば博物館には蕎麦の入門者への説明から現在までのそば交流史が展示説明されていた。その紹介者はタイ・メーチャンの蕎麦農家井上さんでした。そこに当時の館長が訪問されてタイ国での日本蕎麦のお墨付きをしたので“一度行ったら”とのことでしたので見学に訪れた。世界には蕎麦を作り、食べている多くの人たちが居る事を知った。花が白だ、黄色だ、などの違いも知った。20年以上ネパールとの蕎麦交流があることも知った。
そばマップ(長野市そば歳時記)によると戸隠神社周辺に19軒、善光寺周辺に17軒ある。そばのイヴェント行事もあるので蕎麦好きには堪らない。
神社参拝と宿坊に泊まり蕎麦(蕎麦以外の蕎麦饅頭や天ぷらなどの蕎麦料理も最高)を堪能してはいかがでしょうか!