アメリカとタイでそして沖縄でも異常ともいえる自然災害が発生しています。アメリカのオクラホマはいつもトルネード(竜巻)で有名ですが、今年は大雨も降ったので道路[写真]が抉られています。タイのチェンライでも雷雨で樹木が倒木されたりマンゴなども落下しています。沖縄には平年より早々と大型台風6号が来て農作物がやられています。
3地域とも私の故郷みたいなところです。
4月25日はネパールのカトマンズで大地震もありました。世界では温暖化だ、PM2・5だ、と言う暗いニュースが続きます。解決へ向けた取り込みがある一方、経済優先の時代に警鐘を鳴らせる雰囲気がなくなっているのだろうか。もしそんなことがあればこの社会は末期的です。
2011年3月11日の東日本大震災では福島の原発施設からの放射能漏れは人災でもあるのですが、災害大国日本は火山の爆発から地震、大雨、津波、など多くの自然災害があります。
2015年5月12日、東日本大震災にあわれた岩手県大槌町と宮城県女川町の方からの報告会があり学ぶべき多くの内容がありました。
・「風の電話」の設置―この場所にきて被災者たちが天国の身近な方に語りかける電話ボックスを森のなかに置く、ノートもある。
・「被災者に寄り添うための移住」-夫婦で移住。医者であり僧侶である方が住み寄り添う形での支援。
・「教訓を繋ぐ」-津波にあった経験とこれからの社会福祉を通じ発信。「津波がきたら親がいても戻るな」は強烈な教訓。「生きるための寺院、地域に根ざした寺院」も教訓。