1945年8月6日広島に原爆が落とされました。爆心の熱風の中心温度は100万度以上(地表で3~4千度)で、姿かたちもなく消え去った人や家々がありました。そのなかでアオギリが生き残りました。
*旧広島逓信局の中庭で被爆したアオギリ。現在は平和公園に移植。
その種を平和と命の大切さを考えてもらうために育て普及しています。そのことを知ったのは行田市の園芸福祉家中村博行さんからです。種や苗木から日本全国そして中国や韓国にも植えられています。育てながら「原爆の恐ろしさと二度とこのような悲劇を繰り返さないことや命の大切さ」を考え伝えていく運動です。
元々東南アジア原産ですが、結構強い樹木なので街路樹などに植えてあるのを見たことがあります。しかしそれらの樹はその被爆2世のアオギリではありません。
ある寺院では平和を願い植えたり、平和の火を灯し続けています。
種の購入先は後継者がいず困難になっていますが・・・。
〒730-0051 広島市中区大手町1-5-31-201
ひろしま市民活動ネットワーク内;被爆アオギリ里子広島連絡事務所
@この善意のネットワークが広がることを期待しております。私も周辺に植えます。
(行田市の中村博行さんは窓口の一人です)。