タイ北部9県中、チェンライ県は有名なゴールデントライアングル(黄金の三角地帯)があり、チェンマイ県はタイ第2の大都市で、名前の通りランナータイ王朝時代最後の新しい街(チェンマイ)でした。
2つの県を日本に例えると京都(チェンマイ)と長野(チェンライ)程の違いが気候風土、人柄にあります。2県で共通しているのはミャンマーと国境を接し、海なし県で日本人ロングステイアーのメッカ(特にチェンマイには約4千人、チェンライは約400人)でしょうか。
とくにチェンライ周辺出身の女性は貧しかった時代、日本の各地へ出稼ぎに行き、日本人男性と知り合って地元に帰省し、ともに暮す方も多いようです。
よくチェンライ(チェンマイ)とインドの<チェンナイ>と間違われることがあります。日本で航空券の予約時、危うく予約を間違われそうなったことがあります。チェンライ県は、チェンライ王朝時代(建国の王様はメンラーイ王)の歴史遺産が数多くあります。
この2つの県は、険しい山に挟まれ200キロ以上は離れています。今は道路も広くなり、将来はバンコクからの鉄道も検討されています。タイ最北部のチェンライはチェンマイに追いつき追い越す勢いと競争力がある県です。
@チェンライとミャンマーの国境の町(メーサイ)では、タイ入国時、2013年11月より陸路ヴィザが15日から30日に変更されました。
@軍事政権タイではヴィザの条件が随時かわります。陸路による延長は、年2回(30日*2)<2017年現在>です。
@チェンライ県郊外のタムルアン(王の洞窟、タム=洞窟、ルアング=王の、公の,大きな、と言う意味)でのサーカー少年12名とコーチ1名の行方不明事件は、9日ぶりに無事発見されました(2018年7月2日)。
このBLOGにも結構アクセスされていました。国道1号線沿いに聳え立つ山々には洞窟がたくさんあります。洞窟寺院*であったりすることが多いです。瞑想ができ、涼しく静寂な空間です。ただ子供たちが立ち入ったのはただの遊びでしょう。タイの雨は<鉄砲水>が多いので要注意です。日本での情報は現地での報道以上の関心は事件性がなければありません。
このBLOGの2018年7月4日には「チェンライのタムルアン(洞窟公園・洞窟広場)の少年たち」を投稿。
*WATJAPAN(タイ日本寺院)の山にある瞑想寺院(タムファートン村の「アナカリック」にも洞窟瞑想場があります)。いつも水<鉄砲水>、野鼠、サソリ、アリ、蚊などとの戦いです。そんな生活を知ってほしいですね。
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