目覚しい発展を遂げるタイの電気通信事情を一言で言い表すことはできないし、日々変化しているのでそのことを認識して読んでください。
2013年1月に住居兼寺院を建築しましたことからの感想です。日本と発想を変える事は、暑いので火を使う台所は極力居間等から離すか自然冷房の風風しのよい部屋(外)がいいようです。又、サッシで機密性のある部屋はありません。そのため冷房効果も減少、チンチョ(蚊や虫を食べてくれるトカゲの一種)や蜘蛛そして蟻などの出入りが多いことです。網ネットで蚊やハエそして大きなチンチョの侵入は防げますが、風通しは悪くなります。その結果冷房機も必需品になりつつあります。
以上の前提から冷蔵庫、冷房(1部屋)、扇風機(各部屋)、洗濯機、湯沸しポット、テレビ、ラジオ、コンピューター(ノートパソコン=ノートブック)は揃えました。
不足しているのは台所器具(炊飯器、オーブン、トースター等)ですが、大家さんが食堂を経営しているので不要です。自炊用にプロパンガスがある程度です。ただタイの地方ではパン食はまだまだ普及してないのですが、トースターかオーブンは欲しいです。
これからはいくつかのエピソードです。
コンピューターを使いたいためタイの大手通信会社TOTに申し込みました。国道にある電気屋さんのところから電話線を引いてもらい開通するまで業者が3回きて3週間かかりました。通信費用は月690バーツ(約2千円)で月50時間自由に使えます。未だCPUは普及前ですので贅沢です。又あと月1000バーツ払えばこの回線で日本のテレビ30局以上が見られます。在タイ日本人の方は結構見ています。ただ停電もあります。
電気の線のない山岳部でもどんどん電気製品が普及しています。テレビ(液晶TVはこれから)と冷蔵庫は必需品です。ソーラー充電や地域によっては自家発電もあるようです。
電話は携帯がないと仕事や連絡ができないので普及しておりIPadやスマホは町の人や中間層などの若者が持っています。私はまだ携帯派です。
@写真は冷房と窓(網ネット)。7月中旬までで使用したのは午後の数時間でほぼ毎日、主に室温が33-36度の場合に使用した。