外国人や日本人が評価する人気スポットは「浅草」でしょう。浅草寺を中心に下町情緒が溢れています。雷門からの仲見世風情から隅田川の遊覧船、スカイツリーにも近いことがあります。この町には古いものから新しいものまであります。そして日本食を中心にした楽しみ、日本の伝統文化の数々が揃っています。
最近、雷門の前に「浅草文化観光センター」(平成24年4月)が完成しました。無料の資料と展示物そして余り知られていない無料で見学できる屋上(8階)からの景色は最高です。浅草には高層建築は似合いません。しかし、仕方がないでしょう。なんといっても無料ですから。
下町情緒の出し物には落語や大衆演劇があります。そして大きな三社祭りを始め毎週1回以上は何か行事があります。インドネシアのバリ島のようなとこが人気の源かもしれません。
今年5月にロスアンゼルスのリトル東京に行ってきました。日本食と土産類は豊富でした。しかし町全体はアメリカの一地区ですので、全米日系人博物館と浄土宗寺院などが目立ったこと以外行事ができる地域は限られており、明治時代の移民から144年以上も経過すると日本人対象だけの日本文化ではないようです。それに加え本家の下町浅草は、日本全国や全世界から集客できる体制に取り組んでいることが見えます。一番は、若い浅草人が元気よく住み働いていることです。と同時に古い習慣や文化を残しています。
高級居酒屋神谷バーの「デンキブラン」(カクテル)を始めて飲みました。店内は騒々しいですが、明治15年創業からの名残がありました。まあ何回行っても新しい発見があります。浅草は、外国人の知人友人が日本に来たら最初に連れて行くスポットです。そしてリピーターになる要素が沢山あります。
・余談;タイ人の家族が浅草の地下鉄出口にある案内板の前でビデオを撮りながら説明をしていました。声をかけると私の顔もアップで撮られました。2012年4月の外国人入国者の第一位はタイ人でした。少しうれしくなり声をかけました。タイの3・4月は、一番暑いのでサマー(夏休み)で学校が休みとなります。その他の理由は、その避暑と生活レベルのアップからの観光の旅でしょう。