「暑さに参った 参った」、と嘆いたタイでの生活を忘れ、又寒い日本の四季を思い出すためまだ雪の降る3月下旬北海道東端にある根室に行ってきました。
飛行時間と同じの根室中標津空港から根室市内までの約2時間弱の時間は、感動に次ぐ感動でした。丹頂の雄飛姿が見られたり、キタキツネも234号線に出てきたり、蝦夷鹿は車を怖れず沢山いました。冬のサファリ―自然公園でした。
翌日はこの旅の目的の2番目である北方領土を納沙布岬から見て実感したかった事でした。個人の力でできることは、まず見て感じそして地元の人たちの声を聞くことでしょう。
多くの資料が『北方館』にはありました。これまでのソビエト(ロシア)との外交的な歴史や旧島民(17291人)こともある程度理解できました。
この時期に訪れる旅人は少ないです。私は真冬の北海道が好きです。北海道のいい季節は数ヶ月ぐらいでしょうか。それ以外は寒いですが、水産物をはじめ自然資源が沢山あります。そして何故ロシアは北方4島を返還しないのか!「水産物や自然資源」があり「実効支配」があるからでしょう。一方、日本の外交姿勢には問題があります。鈴木宗男氏が国会議員になって頑張ったり、アイヌ民族の方が代表になっても、日本人の無関心が中国や韓国などとの島の領有権争いにも影響を与えています。
マスコミも教育界も学界ももっともっと知らしめ、一緒に解決に向けた努力をしたいものです。いつも思うのですが、無知は無智に繋がります。今年もう一度ゆっくりこの問題を考えるためにも<再度訪問したい>と、パートナーと話し合っています。