チェンライ市の郊外にある有名な大学メーファールアン大学の町にある市場の屋台食堂に自転車で時々食事に行きます。市場には屋台食堂が5・6軒あり私の行く食堂では、昼食時はご夫婦で、夜はご夫妻の子供たちが営業をしています。このレストランは美味しく、ボリーム満点、栄養満点です。大学生達に人気がありいつも一杯です。
偶然に寄った屋台食堂サムルアイの隣の屋台食堂のご夫婦でした。あるとき〈日本語を教えて欲しい、〉と言うので引き受けたのです。2回ほど当センター宅にきたのですが、営業をなかなか中断できず出前授業に切り替えです。その勉強目的は親戚が小諸でタイレストランをオープンする助っ人のためです。
一時帰国時、ある会合に行くのと新しく購入した車(HONDA FIT)のテスト走行をかねて訪問する計画を立て連絡をしたところ快く歓迎してくれるとの事でした。一度チェンライの屋台の店で顔を会わせたこともあり、それもウェーちゃん(10歳)が私に声をかけてくれた《縁》もあり会いに行ってきました。タイ人の女性が寒い長野でどんな生活をしているのか興味があるのと伯母のプイさんたちに近況報告をすることでした。
一口で言って「インテリの方で幸せな生活をしていました。頭の回転の速い地元でも信頼の篤い方です」。大きな家には親戚の若いタイ人の女性も同居、その日は上田市の日本語学校に通う親戚の方の友人のタイ人女性2人も翌日のワイン祭りのイベントにタイダンスを披露するための練習に訪れていました。
“チェンライよりここ小諸にずっといたい!”との言葉に根っ子を張った<泰僑(華僑を捩ったもの)>の響きを感じました。在日タイ人(届出人数は29742人)との付き合いより地元の人や他の外国人へのお手本を示してくれていました。素晴らしい人との再会でした。