2009年の個人の出来事を4項目の《旅》だけに分けることは困難です。が、見聞は読書に加え多くの味付けをしてくれました。見たのはいい映画であったり、展覧会や絵画展であったり、旅や外出時のなかでの自然風景であったりした一方、本当は見たくない醜い人たちの行動もありました。聞いたことはいい音楽であったり、ラジオであったり、鳥たちの鳴き声であったりした一方、聞きたくないのは中傷誹謗や綺語、二枚舌でした。「六根」を駆使して感じとります。
『人』という文字は<人と人>が支えあっている、と言います。その出会いには、いい出会いもあり悪い出会いもありました。仏陀の言う“怨憎会苦”という言葉通りのこともありました。一方悲しい別れは、“愛別離苦”です。特養けやきホーム教室では太極拳大好きな大橋無月さん、こどもが大好きで小生の後任のBS浦和第19団委員長板橋明次さんとはいい想い出がありました。
旅での見聞と出会い体験は、いい勉強になったことは数知れません。今年海外には3回行きました。99回も行っているタイでは初めて窃盗事件にも遭遇しました。久々と初めての訪問国2カ国(マレーシア、イタリア)では親切でいい出会いや異文化国での感動が今も残っています。一方国内の旅は4回と少なかったです。とくに年1回以上恒例で大好きな沖縄訪問の旅は、「辺野古」に揺れており、応援に行けなかったのは悔やまれます。しかしどこでも美味しい地元産の食事の発見や親切な人たちとの出会いと体験がありました。辛かった思い出の旅は35日間の山篭り修行「信行道場」でした。しかしながらいい経験と仲間たちでした。これからの人生の旅は「よい相棒」と「仲間たち」とのんびりゆっくりと「健康的」な「生涯学習の精神」で行きたいものです。